特集は様々なニュースや疑問を深掘りする「tbc NEWS DIG」。今回のテーマは「アルコール検知」についてです。

仙台市太白区にある日交タクシーでは、毎朝、出勤してきたタクシー運転手に勤務の前にアルコール検知器を使って酒気帯びの有無を確認させています。

道路交通法では、トラックやタクシーなど有償で人や荷物を運ぶ事業者のほか、2023年12月からはいわゆる「白ナンバー」の車両を社有車として使用する事業者に対し、運転の前後でアルコール検知器を使った運転手のアルコールチェックが義務づけられています。

この日は、アルコールチェックで反応があった人はいませんでしたが、
なかには「酒を飲んでいないのに機械が反応するケースがある」と話す運転手も…。

タクシー運転手:
「朝、パンを食いながら出勤して、それで、ひっかかった」

その時はどうしたのか?

タクシー運転手:
「時間置いてからもう一回測って、それで、数値は0だった。酒は飲んでないので」

タクシー運転手:
「菓子パンとか、アルコール検知器を吹く直前には食べないようにと言われている」

日交タクシー運行管理者・阿部吉昭・営業推進課長:
「発酵したもの、刺激物などに反応する傾向があるので、そういったものは一層、乗務員には注意を促している。アルコール反応が出るということは絶対なくさないといけないことなので」

酒を飲んでいなくても、発酵したものや刺激物などにアルコール検知器が反応するという話がありましたが、パン以外にはどんなものに反応しやすいのでしょうか。実際に身近な商品で試してみました。