「皆さんお久しぶりです。こんにちは。聞こえてますか。」

画面の中に登場したYASUさん。フィリピンの現地からの中継です。
この日は修立小学校の子供たちとフィリピンの子供たちがインターネットを通じて交流する日。
YASUさんは現地からです。

折り紙、けん玉、神社、修立小の子供たちは昔からの日本の遊びや文化を
フィリピンに紹介しました。
お互いのことを尋ねてみたり。

「どんな時がいちばん楽しいですか。」
「周りが海に囲まれているところなんですけど、海に行って泳いだりして遊んでいる時がいちばん楽しいって言ってます。」

ティンクリンという2本の竹を使ったフィリピンの踊り。
修立小の子供たちはこの日のために練習してきました。

YASUさん
「これってフィリピンのじゃない?なんで日本でやってんの?流行ってんの?みたいなことを喜んでくれたりとか。」

貧困の中にあっても明るい笑顔を絶やさないフィリピンの子供たち。
修立小の子供たちとの間に確かな絆が生まれました。

児童
「オンラインだけでなく直接交流してみたいと思いました。」
「世界と世界がつながっているように感じました。」
「(仲良くなれそう?)なれそうです。なれそうです。なりたいです。」

アートをきっかけとした出会いが世界に友情を広げ、誰かを勇気づけることができる。
アートで身を立ててきたYASUさんは、アートのチカラを信じ子供たちに伝え続けています。

YASUさん
「たかが絵であって、たかが写真なんですけど、そこに思いがのったり、見る人がいてくれてそこで感動が生まれたり、そこで初めて意味って生まれると思うんですよね。すごくこう、誰でもチャレンジできる武器みたいなものなので、色んなことをチャレンジしてくれたら、きっと世の中が今よりも更に楽しい世の中になるんじゃないかと思っています。」