大分市佐賀関で発生した大規模火災では170棟以上が延焼し、発生から40時間以上たっても鎮火には至っていません。現場から中継です。

大分市佐賀関の漁港です。火災発生から40時間以上が経ち、現場では30分ほど前から白い煙が目視で確認できなくなりました。ただ、現場から1.4キロ離れた無人島からは煙が確認できる状況です。現場には規制線が張られ、今も立ち入ることができません。

この火事では170棟以上、4万8900平方メートルが焼けました。けさから自衛隊のヘリなどによる消火活動が続いています。また、火元とみられる建物から1人の遺体が見つかっています。

市民センターの避難所には午前7時時点で、70世帯108人が避難しています。DМATも派遣され、避難者のケアにあたっています。

避難者
「自宅の状態を自分の目で確認したい」

食事やベッドの設置など支援は続いていますが、避難している人からは「体がきつい。自宅に戻れず、どうなっているかわからない」といった声が多く聞かれました。