地方経済総合研究所 山田博史主任研究員「インバウンドは台湾や韓国で約6割を占めている。中国は10%なので影響はある程度はあると思うが、台湾や韓国に比べると相対的には低いのかなと思う」

観光庁の統計では、去年の熊本県内の外国人宿泊者数は延べ約147万人で、このうち中国人は約1割にとどまります。

しかし山田さんによると、外国人観光客の観光消費額は1人当たり8万円のため、単純計算で110億円程度の経済損失になると見込んでいます。

現時点で影響は大きくないものの、今後は見通せないと話します。

山田主任研究員「すぐに影響が出ているということではないと思います。どの程度自粛が続くかによっては影響が出てくるのでは」