マイナ保険証、登録しないとどうなる?

去年12月、政府は従来の保険証の新規発行を停止し、「最長で1年は有効」という経過措置を設けていましたが、これが12月1日に終了します。
ことし7月末には、75歳以上の人が加入する「後期高齢者医療制度」、多くの自治体の「国民健康保険」の保険証が期限切れとなりましたが、今回は会社員や公務員などが加入する被用者保険(健保組合、協会けんぽ、共済)の健康保険証が期限を迎えます。

利用登録の申請は、医療機関などにある顔認証付きカードリーダー、お手持ちのスマートフォンやパソコン(マイナポータル)、セブン銀行ATMから行うことができます。

マイナ保険証に登録しなかった場合でも、健康保険の資格自体がなくなるわけではありません。
マイナ保険証未登録の人には「資格確認書」が郵送されます。カード型、はがき型、A4型など様式はさまざまですが、当面の間はこの「資格確認書」を医療機関の窓口に提示すれば、これまでと変わらず受診できるということです。

また、厚生労働省は、来年3月末までの暫定措置として、期限切れの保険証を持参した場合でも「保険資格が確認できた場合、10割負担を求めないように」と医療機関などに通知を出しています。
マイナ保険証を登録していないのに今月までに「資格確認書」が手元に届かないという場合は、確認が必要です。














