女子駅伝日本一決定戦=クイーンズ駅伝(第45回全日本実業団女子駅伝)に出場する肥後銀行女子駅伝部の壮行会が、昨日(17日)、熊本市中央区の肥後銀行本店で開かれ、選手たちはチームの悲願である来季シード権の獲得へ決意を新たにしました。

肥後銀行女子駅伝部は、10月に福岡県で開催された予選会(プリンセス駅伝)で11位となり、全31チームのうち上位16チームに与えられるクイーンズ駅伝の出場権を獲得していました。この時のフィニッシュタイムは「2時間19分51秒(6区間42.195㎞)」でした。

17日の壮行会で挨拶に立った渡辺重治監督は、「例年なら上位争いができるタイム。ただ、気象条件が良くハイレベルな争いとなり11位だった。予選通過の喜びよりも悔しさが残った。それはチームがレベルアップした証」とチーム作りについて語り、「クイーンズ駅伝に向けて先週まで鹿児島県薩摩川内市で合宿を行うなど、走り込みができている」と順調な調整ぶりをうかがわせました。

渡辺重治監督(2022年撮影)

また、選手代表として高江友姫選手が、「100周年を迎えた記念すべき年に、チームの指針である喜び・感動・浪漫を届けられるよう、クイーンズ8(上位8チームのシード権)を目指して全員駅伝で挑む」と決意を表明しました。

肥後銀行女子駅伝部が2年連続で臨む9回目の大舞台は、11月23日(日)に宮城県で号砲です。