政府は物価高対策などを含む経済対策を、21日にも閣議決定する見通しです。
「責任ある積極財政」を掲げる高市政権の経済対策で、国民の暮らしはどれだけ豊かになるのでしょうか。

「電気・ガス代の補助」6000円以上

高柳光希キャスター:
高市政権の経済対策が21日にも閣議決定されます。電気・ガス代の補助、大型減税、重点支援地方交付金の拡充について見ていきます。

まずは電気・ガス代の補助についてです。高市総理は14日、「寒さの厳しい冬の間、深掘りした支援を行う。これまでよりもちょっと金額を上げて支援を行う方針でございます」と発言。補助は、来年1月から3月の間で、計6000円以上ということです。

東尾さん、お子さんが3人いますが、この金額をどう感じますか。

タレント・プロゴルファー 東尾理子さん:
最近、子どもが大きくなり、それぞれ違う部屋で寝るようになりました。夜に暖房を入れる部屋が増えたため、思っていた以上に電気代が高くついています。そこに値上げが重なっているので補助金はありがたいですが、足りないという気持ちもあります。

高柳キャスター:
なぜ6000円という金額だったのでしょうか。

TBS報道局 政治部 大室裕哉記者:
電気・ガス代補助金の増額は、連立を組む日本維新の会の要望が強くあります。

維新側は、物価高対策として現金を配る代わりに、事務コストが低く迅速に実行できる電気・ガス代料金の補助を、インパクトのある金額でしてほしいと高市総理に伝えていました。