W杯を勝ち抜くために、4-3-3のシステムを採用するのか!?
“史上最強”との呼び声が高い日本代表。10月14日の親善試合では格上のブラジルを相手に14戦目にして初勝利を挙げた。トルシエ氏はまずはその日本代表の戦術について、森保監督に問いかけた。
トルシエ氏:森保監督に質問したいのですが、4-3-3などのシステムを選択するか、それとも3バックをキープするか、他のシステムを採用するか教えてください。
森保監督:4-3-3のシステムも考えていますし、持っておかなければいけないと思っています。
トルシエ氏:カタールW杯のスペイン戦とドイツ戦、そしてこの前のパラグアイ戦、ブラジル戦の結果を見ると、3バックも1つの戦術で、両サイドを自由に使える三笘薫(28)、中村敬斗(25)、堂安律(27)、伊東純也(32)が攻撃に参加できると思います。
森保監督:その4人がウイングバックとして、攻守両面に力を発揮してくれていますけど、できれば4バックにして彼らを1つ前のウインガーとしてプレスをかけられますし、攻撃の良さをより出せるオプションは絶対に必要だと思います。
それを可能にするためには、ディフェンスラインに相手の強力なウインガーを止めて、さらに攻撃のサポートもしてくれる選手がディフェンスラインに4人いることが、彼らの攻撃力をいかすために必要です。ロシアW杯からカタールW杯のときにはサイドバックは長友佑都(39)と酒井宏樹(35)がいて、相手の強力なウインガーを止めることができて、更に攻撃にも出ていけるということで4バックが可能でした。今はそれに近い選手は出てきていますけど、サイドのポジションにハマる選手を見極めているところです。














