昼も執務室にこもりっきり... 総理の多忙スケジュールの実態

1. 昼も執務室にこもりっきり
石破前総理はお昼になると秘書官と一緒に執務室から出て、官邸内で昼食をとることが多かったが、高市総理はお昼になっても執務室から出てくる様子がない。「中で仕事を続けているのか?」と記者の間でも話題になっているそう。

2. 「明日の総理日程」発表の遅れ
石破政権時には前日の午後7時頃には翌日の日程が発表されていたが、高市政権では午後10時を過ぎることも。予算委員会中だったこともあり、ギリギリまで答弁準備などの予定を調整をしているのでは、と記者は話す。

3. 当日朝の出邸時間の前倒し
こうしてギリギリまで予定を調整してもなお、当日朝になって総理の出邸時間が早まることがある。特に予算委員会中は、前日発表の予定から30分程度の前倒しが立て続けに行われた。例えば11月11日は、8時20分出邸の予定が7時50分になり、その連絡が7時40分に届いたという。

この出邸時間の変更理由について総理周辺に取材したところ、答弁の準備のため秘書官と打ち合わせなどを行っているそう。実際、総理周辺も「あした朝早いとは聞いているが、何時に出邸か分からない」まま翌朝を迎えていることもあり、周辺含め、総理のスケジュールは多忙を極めている様子だ。