伊那市の高校生が、2011年に起きた東日本大震災の被災者を学校に招き、現地の課題などを学びました。


伊那弥生ケ丘高校では13日、2年生およそ190人が震災の津波で家族3人を失い、一時県内に避難していた福島県大熊町の木村紀夫(きむら・のりお)さんの話を聞きました。


木村さんは原発事故に伴う帰還困難区域内の映像を交えて、今福島で進んでいることや経験を踏まえた防災の考え方を生徒に語りかけました。

生徒は:「復興の裏に隠れている多くの人の犠牲を知ることができました」

2年生は今回の学びを踏まえて、来月、阪神・淡路大震災の被災地でもある神戸への修学旅行を予定しています。