コロナガスの地球到来とその影響

今回の大規模太陽フレアに伴い放出されたコロナガスの一部は、日本時間の11月12日8時34分頃に地球周辺に到達しました 。

コロナガスは、主に陽子や電子などでできたプラズマの塊で、強い磁場を持っています。

NICTの太陽風シミュレーションによると、コロナガスの先端の衝撃波が11月12日夜間に地球に到来することが予測されています 。

NICT資料より

コロナガスが地球に向かうことで、・GPSを用いた高精度測位システムの誤差増大 ・短波通信の障害 ・人工衛星の運用への影響 が起こるおそれがあります。

NICTは、今後1~2日以内にさらなるコロナガスが地球に到来・通過する可能性があるとして、続報に注意するよう呼びかけています。