韓国が不法占拠を続けている島根県の竹島。
2月22日の竹島の日を前に島根県は1700年前後に描かれたと思われる竹島の詳細な地図や、鳥取県米子市の商家が竹島周辺で漁をしていたことを示す文書など、およそ70点を公開しました。
「第一級史料」として公開されたのは、江戸時代中期1700年前後に米子市の商家・村川家によって描かれたとされる竹島の詳細な絵図です。

島根県竹島問題研究 下條正男 特別顧問
「韓国側には、現在の竹島を描いた地図はない。そういう意味では、韓国側の主張を論破というか、韓国側の主張の問題点を指摘する重要な地図が手に入った」
この絵図は、米子市の山陰歴史館で1987年に展示され、その後、行方が分からなくなっていたものと思われ、島根県は去年12月、個人から購入し、取得しました。
現在の竹島と比べてもほぼ変わらない正確なもので、実際に、村川家が竹島で漁をしていたことが推測できます。
また、合わせて、村川家が、竹島や竹島の北西およそ90キロにある鬱陵島で同じく漁をしていた大谷家との間で漁の収益などについて取りきめた文書など69点も公開しました。

島根県竹島問題研究 下條正男 特別顧問
「地図と文書によって、江戸時代に確かに鬱陵島と現在の竹島に幕府が許可をして漁に行っていたことが分かる」
2月22日は、島根県が定める「竹島の日」で記念式典も開催されます。
13日、奈良市で高市首相は韓国の李在明大統領と会談に臨みました。
島根県竹島問題研究 下條正男 特別顧問
「韓国側は今、竹島を不法占拠しているが、不法占拠を正当化するために歴史認識を作っている。その歴史認識に便乗しているのが、今の中国。日韓関係、日中関係を改善していくのであれば、竹島というものは避けて通れない。竹島問題をどう処理していくのかが、今の日本にとって非常に大きなテーマになる。そうしたことを解決するひとつの鍵となる文献を今回、入手することができた」
国際情勢が厳しさを増し、日韓の連携強化が必要とされる中、竹島を巡る今後の政府の対応に注目が集まります。














