吉村茉那海さん
「面白いです。発表してみて、自分が楽しいって思えたことが、もう1回やってみようって気持ちになったんだと。」

保育系学科がある松江キャンパスでは学園祭で、地元の小学生らの落語活動、活塾亭を招いて子ども向けの寄席を開いています。
今年はそこへ吉村さんが参戦するのです。

島根県立大学短期大学部・山村仁朗教授
「それから『輝楽』さんっていうのが、この子どもの寄席の活塾亭の、要するに吉村さんのライバル。小学2年生って。なかなか強敵です。声は通るし全部台本、頭に入ってるし。」

吉村さん、デジタルネイティブ世代だけにメモはスマホです。

山陰落語の会・浪花亭福助師匠
「演技せんでええから、ちょっと読んでみよう。」
文情亭ふく姉ぇー
「いやあ最近ね、ちょっと体調が悪いとなるとすぐに・・・。」

披露するのは授業で作った、料理に不慣れな姉が冷蔵庫にあったものでサラダを作り弟が食あたりしてしまうという噺。

吉村茉那海さん
「うえっ、何だこの味は?どう、おいしいでしょう?うーん、とってもまずい。あっ、お腹痛くなって来た。」

・・・かなりの棒読み。

浪花亭福助師匠
「うそうそ、死にたくないゾお、という感じでやった方が、小学生は受けるよね。」
吉村茉那海さん
「あっ、お尻ぷりぷり出来なくなったらオラ嫌だゾ。」
浪花亭福助師匠
「おお。」

観客が小さな子どもなので人気のアニメに寄せて登場人物を表現し直すことに。