9日午前、札幌市円山動物園の敷地内で、ヒグマのものとみられる足跡が見つかり、正午から臨時休園しました。

円山動物園によりますと、9日午前10時ごろ、「円山動物園の森」で、ボランティアスタッフがヒグマのものとみられる足跡を発見しました。

約10センチの大きさのものが複数あり、ゾウ舎の裏側に多くあったということです。

また、「円山動物園の森」は柵で囲われているため、ヒグマが柵を乗り越えて入ってきた可能性もあるということです。

周辺を確認したところ、ヒグマの姿はありませんでしたが、来園者の安全確保のため、正午から臨時休園しました。

円山動物園では、足跡がヒグマのものかどうかなど詳しく調査することにしています。

なお、円山動物園は、10日から14日まで冬期休園の予定です。