海氷減少は地球温暖化の影響

 IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第6次評価報告書では、「北極域の海氷面積の減少の主要な駆動要因は人間の影響である可能性が非常に高い」と報告されています。つまり、海氷減少の主な原因は地球温暖化と考えられています。

 そして、10月16日には気象庁が「2024 年の二酸化炭素の年増加量は観測史上最大」と発表しました。

 温室効果ガスは二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素などがありますが、中でも二酸化炭素の前年からの増加量は観測史上最大となりました。二酸化炭素などは「長寿命温室効果ガス」と言われています。数年以上にわたって大気中に長く留まる温室効果ガスのことです。

 「長寿命温室効果ガス」の中でも地球温暖化に1番影響を与えているのが二酸化炭素なのです。