内閣総辞職から約2週間が経った11月7日、石破茂前総理がMBS「よんチャンTV」に生出演。政権運営、連立を組んでいた公明党との関係、コメ政策、日米関係など多様なテーマで話を聞きました。総理という重責から降りたいま語られる、政治家・石破茂氏の内とは?
「スピード感が落ちた」少数与党での政権運営
―――総理退任から約2週間が経ちました。少数与党での政権運営で、苦労があったかと思います。
総理就任後の解散総選挙で、衆議院が過半数割れとなりました。その結果、「この政策は立憲民主党」「この政策は国民民主党」「この政策は日本維新の会」といったように、野党と調整をしなければ法律案が通らなくなりました。
野党に「この政策に賛成していただきたい」と丁寧に説明するのは時間もかかります。言い訳のようになりますが、スピード感が落ちたことはやむを得なかった。














