九州電力が川内原発で計画している使用済み核燃料を一時保管する「乾式貯蔵施設」に関して、反原発を訴える市民団体は県に対し、建設に同意しないよう求めました。
(申し入れ)「よろしくお願いします」
県庁を訪れたのは川内原発建設反対連絡協議会の4人です。
九州電力は先月、川内原発に使用済み核燃料を水を使わず冷やして保管する「乾式貯蔵施設」を設置することを原子力規制委員会に申請し、県と薩摩川内市に計画の内容を示した書類を提出していました。
市民団体は、「設置されれば薩摩川内市が核の最終処分場になりかねない」とし、建設に同意しないよう県に申し入れました。
(川内原発建設反対連絡協議会 鳥原良子会長)「(乾式貯蔵施設は)一時保管と言っているが一時保管にはならないだろうと。乾式貯蔵を受け入れないということを言ってほしい」
県は今後、申し入れに対し回答するかどうかも含め検討するということです。














