おはら祭におよそ50年携わってきた女性…

踊り連の先頭でプラカードを持つ女性。郷土舞踊かごしま永明会の会長、上村容子さん(89)です。おはら祭におよそ50年携わってきました。
(上村容子さん)「楽しい。楽しいの一点張り。みんなニコニコ笑って、間違えばほら間違えたって」
昭和10年、現在の霧島市隼人町小浜に6人きょうだいの5番目として生まれました。10歳の時に終戦。
戦後、お金や物がなく苦しい生活を続ける中で出会ったのが「踊り」でした。

(上村容子さん)「隼人町小浜と加治木(距離が)相当ある。歩いて行って、(踊りを)習って。私は踊りを一曲習えばすぐ踊ってみせる。そうしたら『お花(お金)』をもらう。それを貯めて(踊りの)月謝にしていた」














