プロ野球ドラフト会議で楽天から5位指名を受けた、大分県中津市出身の伊藤大晟投手が市役所を表敬訪問し、意気込みを語りました。

中津市役所を訪れたのは、10月のドラフトで東北楽天ゴールデンイーグルスから5巡目で指名された伊藤大晟投手と中学時代の京築ボーイズの監督、両親の4人です。

伊藤投手は鹿児島県のれいめい高校に進学し、2年生から最速147キロをマーク。今年は左腕の本格派エースとして、夏の鹿児島大会では4試合で35奪三振を挙げ、チームを45年ぶりの決勝に導きました。

10月23日のドラフト会議で楽天から5位指名を受け念願のプロ野球入りを果たしました。

(楽天ドラフト5位・伊藤大晟投手)「地元に帰って友だちや親戚におめでとうと言われたことが一番うれしかったです。高校入学当初は調子が良くなかったんですが、心は熱く頭は冷静にという言葉を言われ続けてきて、それが夏の大会で発揮できたと思います」

奥塚正典市長は「市出身の巨人・田中瑛斗投手のように、プロの世界で活躍するのを楽しみにしています」と激励しました。

(伊藤大晟投手)「力強い真っすぐでコーナーを突いていくというのを心がけていきたいです。楽天からパドレスに入団した松井裕樹選手が憧れだったので、そこを目標に、いずれは超えていきたいと思います」

伊藤投手は今後、球団側との契約交渉を経て、12月に宮城県で開かれる入団会見に臨みます。