専門家は、火山性の地震ではなく、「地中の断層や岩盤のずれ」によるものとみています。

(鹿児島大学・火山地質学 井村隆介准教授)
「霧島と姶良カルデラに挟まれたところで起きた地震なので、火山とは直接関係のない地震。構造性の地震(地中の断層・岩盤のずれ)」
「1986年に霧島市牧園町の少し南あたりで地震が起こった、その時は最大マグニチュード4.5だった、内陸直下の浅いところで地震が発生した。内陸直下の地震は群発性が続くことがあるので、今回の地震もこれで終わるのかは分からない」
井村准教授は、「どこでも起こり得る地震」だとして、「日頃の備えが重要」と話します。

(鹿児島大学・火山地質学 井村隆介准教授)
「霧島だけではなく、このくらいの地震は日本中どこで起こってもおかしくないという理解が、一番正しい」
「(地震で)落ちてくる、倒れてくる、動いてくるものに対して、対策しておくことが重要」














