■文科省が再質問へ “解散請求” 1月以降判断

12月9日、元2世信者たちは文部科学省を訪問。旧統一教会に対して解散命令を請求するよう求めた署名を提出しました。その数は約20万5000人分です。
旧統一教会 元2世信者 井田雫さん(仮名)
「解散を要求するのは、未だに被害者がいるのに教団側の誠意ある行動が見えてこないからです。新たな被害者が出ないように今度こそ毅然とした対応をしてくれることを信じております」
文科省は11月22日、旧統一教会に初めて質問権を行使。回答期限の12月9日、午後になってダンボール箱8個の回答文書が教団から届いたといいます。
文化庁幹部
「質問権の行使は1回では終わらない。何回になるかわからない」
文科省は内容を精査し、来週にも再び質問権を行使する方針です。次の回答期限は2023年1月となる見通しで、解散命令を請求するかどうかの判断はそれ以降になりそうです。