衝撃的な「制作工程」
そして次の項目。
「制作工程」を読み、目を疑った。
『実家が自動車整備工場を営んでいた職員がおり、当該整備工場において中古の軽トラックを準備し、有志の職員数名で製作した』
(原文ママ)
いや本当ですか、まさかの手作りだったんですか。
改造内容についても箇条書きされている。
そんなことができるものなんですか
・両側ドア、ルーフ等を撤去
・荷台部分を鉄板溶接で消防車風に成型
・農業用ポンプ、ガソリンタンク(廃棄部品)等を使用し放水装置を装備
・消防車色に塗装し、回転灯等(廃棄部品)を装備
(原文ママ)
なんだかもはやノリがプラモデルのそれ。
簡単に言いますけど、結構すごいことしていますよね。
当時の「有志の職員数名」何者なんですか一体。
そして「その他」の項目には、様々な補足があった。
・ナンバー取得はしていないため、所定の手続きにより、けん引で会場に搬送。会場内では、車両のエンジンにより子どもを乗せて自走
・運用期間等の詳細については、保存年限の満了により関係文書が廃棄済みであること、関係していた職員全てが退職していることから、不明
(原文ママ)
うーん最後の一文、やはり時の流れを感じました。
けど今回、電話対応から調査までの対応にあたってくれた消防職員は、OBを含めて広い範囲にヒアリングしてくれたとのこと。
よくぞここまで調べてくれました、ありがとうございます。
とはいえ画質が…
とはいうものの写真の画質が…とても絶妙で、拡大して詳細を確認することができない。ここまできて実に歯がゆい。
画質の良い元写真はアルバムに保管されているのだという。それ、見てみたいです。
交渉の結果、亀山市消防本部に立ち寄った際、見せてもらえることになった。
分かりました、次の帰省で必ずお邪魔します。

















