福岡県太宰府市の楠田市長が選挙費用の削減などを理由に退任時期を前倒しすることを明らかにしました。

●太宰府市 楠田大蔵市長「かつての混乱というイメージも残っている方もおられますので、こういうものをリセットするためにもですね、私自身辞職をこの機会に前倒しをするという決断をいたしました」
太宰府市の楠田大蔵市長は31日の定例会見で任期満了を前に退任時期を前倒しすると発表しました。
市長選挙と市議会議員選挙を同じ日に実施するためで公職選挙法の特例規定、いわゆる90日特例を適用します。

楠田市長は、「選挙日程が異なると選挙にかかる費用が増加し市の財政を圧迫する」などと説明しています。
楠田市長は現在2期目で、任期は来年1月27日までですが、任期途中で「辞職」することになります。
退任は12月31日付けで市長選と市議選は12月14日に実施されます。

楠田市長はお笑い芸人の高田課長とコンビ「市長課長」を組み、「M-1グランプリ2025」に出場していて、11月4日に東京で行われる3回戦に臨む予定です。
太宰府市によりますと、自治体の首長が3回戦に進出するのは初めてだということです。














