《主役が戻る日を待ち侘びて…『シシャモの町』復活へ》
春に生まれたシシャモの稚魚は、多くの場合、翌年の秋には、川へ戻って来るとのことです。3年前、むかわ町に新設された『ふ化場』生まれのシシャモも、その一部が帰って来ている…ということになります。資源回復の取り組みは、着々と進んでいるようです。

11月1日(土)に、町が条例で制定した『むかわし町ししゃもの日』を初めて迎えます。当日は町内にある、道の駅『むかわ四季の館」で、去年、ふ化場で産卵を終え、冷凍していたシシャモを1000セット限定で無料配布するとのことです。
遡上するシシャモで川が埋まるようだった…という話もあり、早くからブランド化に取り組んだ、まさに“地域の宝”ですから、復活を期待する地元、むかわ町の思いは強いと思います。近い将来、以前のように賑わいが、秋の漁港に戻って来る日を、私たちも待っています。















