(小川さゆりさん(仮名)
――きょう1日を振り返って どんな1日でしたか?
「すごく歴史的な瞬間に立ち会わせいただいてありがたいなという気持ちです」

――もう涙はでませんか?
「まだ成立まで(日にちが)あるのでこれで全部解決したのだったらうわっと泣きたいですけど、まだまだやらなきゃいけないことも残っているかなと思うのでしっかりしたいです」

「歴史的な瞬間に立ち会えた」

――まだまだがんばりますか?
「頑張ります。できることは 自分の役割で何かできることがあるなら、頑張りたいと思っています」

――国会の本会議での討論の間に答弁者を見据えるかのような目で御覧になっていましたが、あの時はどんな気持ちでしたか?
「本当に短い期間で法案をつくっていただいた方々がまさにお話しているわけで本当にありがたいなという気持ちももちろんあります。それでもやっぱり、すごく本質的なところに触れてくださっている議員さんだったりとか被害者のことを立憲民主党の議員さんも私と橋田さんのことを話してくださったりとか真剣な思いで聞いていました」

――途中ひざに顔をうずめるぐらいの感じでうつむいていたが、どうされたのでしょうか?
「きょう採決して法案ができるとしても、まだ成立には至っていないので、ちょっと泣くのは早いかなって思ったし、被害者の代表として あんまりメソメソしているところを見せたくないんですね。どうしたら映らないかなと思ってました」