「課題を忘れずに議論してほしい」

――新法は子どもを守りきれるものではないとおっしゃっていたが?
「債権者代理権の部分は子どもが訴えなきゃいけない。家族の取消権というのをずっと私は言っていたんですが、それが導入されたとしても子どもが訴えることにすごくハードルが高い法案になってしまっていて、そもそも献金被害の根源である悪質な教団を行政処分ちゃんとしてほしいですし、子どもがもっと訴えやすくなるような特別補助制度だったり特別補助人の制度をもっと組み入れられたらなって思います。しかし、今回の法案で成立すると思うので、しっかりと見直しをされていったうえで そういったものが組み込まれればもっともっと宗教2世が救われるものになるんじゃないかと思います」
――今後に期待することは?
「今後も課題が残っている部分をまだまだ見過ごさず議論を続けていってほしいです。国会議員の人たちもこれで終わりじゃないと言ってくれている人が本当に大勢いるので献金の規制っていうものであって、まだまだ宗教2世の人権・信仰の強制だったり宗教の人権侵害はまだまだ課題が残っている部分があるのでそこを忘れずにしっかりと 今後も検討、議論を続けていってほしいです」