厄介者ではなく、貴重な資源に
一方、サメの革を使った商品化も進められています。佐伯市の専門店に依頼し、職人歴50年以上の小寺伸一さんが財布や名刺入れなどの試作品を製作。来年の販売開始を目指しています。

革工房CORDFACTORY 小寺伸一さん:
「サメ革は柔らかくて丈夫で扱いやすく、作りやすいです。捨てるところがなく、全部製品にしている点がすばらしいと思います」
県漁協佐賀関支店では、これまでに漁師からサメ100匹・6トン余りを買い取り商品化。今後はイベントなどを通じて認知度アップを図ります。

県漁業協同組合佐賀関支店 高瀬大輔さん:
「サメを厄介者ではなく、貴重な資源として捉えて、大事に釣ってきてもらった物をお金に変えるという形で漁協が支援できればといいなと思っています。サメのすばらしさをみなさんに知ってもらいたいです」
海の厄介者から新たな資源へ。関あじ・関さばに続く新たな”関の名物”を目指した取り組みに期待が高まります。














