大伯父は特攻隊員の和菓子店主「出撃の時は写真持って突っ込んだ」

記事の中には、特攻で戦死した青年を実名でたたえるものもありました。
1945年3月25日の記事には、京都出身の今西太一さんが「特攻勇士」として取り上げられていました。
京都市下京区で明治期から続く和菓子店「今西軒」。4代目店主の今西正蔵さんの大伯父にあたるのが、記事に書かれていた特攻隊員、太一さんです。記事の掲載にあたり、太一さんの名前を出していいかどうかの確認や、家に伝わるエピソードなどを記者が聞き取ります。
(今西正蔵さん)「これが作戦直前に最後に帰省されたときの写真になります 出撃の時に同じ写真をはって突っ込んでいった。誰も笑っていないですもんね。なんとなくわかったんでしょうね」














