無限の可能性「どういう選手になれるだろう」

インタビューに応じる佐々木投手

Q.ここまで心の支えになっているのはどのようなことでしょうか?
佐々木:
しっかりと自分の可能性を感じながら、それを信じて(来たこと)。自分のなかでも良い意味で、こう(今後の可能性が)見えないところがあるので「どういう選手になれるだろう」っていうのは、自分の中でもすごく楽しみですし、まだ見えてないですけどモチベーションになってます。

Q.3年目のシーズンは、昨年と違ってスタジアムの観客がフルで応援してくれるようになります。
佐々木:
僕自身まだ満員のスタジアムを見たことがないので、すごく本当に楽しみですし、その中で早く投げたいと思っています。ファンの方々に見に行きたいなあ、と思ってもらえるようなピッチングをして、僕の試合を見たいな、と思ってもらえるようなピッチャーになりたいです。

■佐々木朗希(ささき・ろうき)
2001年11月3日生まれ、岩手出身。190センチ、85キロ。右投げ右打ち。岩手・大船渡高校1年夏に最速147キロ、2年秋に157キロ、3年春のUー18高校代表候補合宿で163キロ(非公式)を計測。3年夏の県大会では「故障予防」という監督の判断で決勝戦の登板を回避し賛否が巻き起こった。4球団競合の末、19年のドラフト1位でロッテ入団。1年目は開幕から1軍に帯同も、1軍・ファームともに実戦登板なし。2年目の昨年5月16日・西武戦(ZOZOマリン)でプロ初登板初先発。5月27日阪神戦(甲子園)でプロ初勝利。2年目は登板11試合全て先発。63回1/3、3勝2敗、防御率2.27。昨年11月6日、最後の登板となった楽天とのクライマックスシリーズでは10奪三振。