文房具などの物品購入の際、事務処理を適切に行わず、支払いを遅延させたとして三重県四日市市の公立小学校の職員を懲戒処分です。
きょう付で、停職1か月の懲戒処分を受けたのは四日市市立中部西小学校に勤務する25歳の男性職員です。
男性職員は、去年7月からことし3月にかけて、文房具やコピー用紙などの物品を購入する際、請求書が届いたにもかかわらず適切に処理せず、17回にわたって支払いを遅延させていたということです。
また、発覚を防ぐため、請求書や納品書の日付を書き換えるなど、公文書の改ざんも行っていました。
男性職員は聞き取りに対し、「慣れが生じて独断で処理をしても良いと思った」などと話しているということです。
県の教育委員会は、チェック体制の強化や事務処理にかかわる環境整備を徹底し、再発防止に努めるとしています。
