来年、広島県内で初めて開業する星野リゾートの温泉施設について、星野代表は中四国の観光客にリピーターになってほしいと話しました。
星野リゾート 星野佳路代表
「広島観光の課題の一つはリピーター確保だと思う」

星野リゾートは来年夏、宮島の対岸の廿日市市宮島口に地上12階建ての温泉施設「界宮島」を開業します。星野代表は、インバウンドだけでなく中四国の観光客を中心としたブランドリピーターを目指すと話しました。
星野リゾート 星野佳路代表
「瀬戸内海にはたくさんの魅力があり、『界 宮島』の場所には今開発段階では気づいていない文化や食や楽しみがたくさんあるはずなので、開業するチームが開業後にどんどん発見して進化させくれることを期待しています」
温泉施設「界」は中国地方で4施設目。地域の伝統文化を体験する「ご当地楽」を取り入れています。「界 宮島」では、鎌倉時代に起源を持つとされ瀬戸内に伝わる「石風呂」が再現されます。そして、54の全客室が宮島を眺むオーシャンビューです。

オンライン発表会
「窓辺のソファまわりをグラデーションカーテンで包み込み、瀬戸内海の風景とシームレスにつながります」
その名も「海霧(うみぎり)の間」。暖かく湿った空気が冷たい海面に触れて発生する瀬戸内海の海霧をイメージしたということです。
また全国の「界」ブランドでは、予約後も人数や日程などをオンラインで変更できる新システム「FleBOL(フレボル)」が23日から導入されました。















