2学期が始まり約1ヶ月が経った9月26日。
愛媛県松山市の余土小学校で”前期”の通知表が配布されました。

一般的には、夏休みや冬休み前といった学期末の年3回配布されることが多い通知表ですが、この学校ではその配布回数を9月と3月の年2回に減らしました。

(松山市立余土小学校 濱石一利校長)
「学期末にゆとりのある教育活動をしていくことが一番。」

濱石校長によりますと、これまでのように通知表の配布に合わせて年3回、学期末に集中していたテストが分散され、児童と教員の負担軽減につながる可能性があるということです。

(松山市立余土小学校校長)
「学期末にまとめがあると少し慌ただしくなるのかなと自分が学級担任をしていても感じたこと。」

特に教員は学期末になると、テストの準備や採点に合わせて通知表の作成が必要だったことから、配布の時期がずれることで、時間的な余裕が生まれることに期待が寄せられます。