負担軽減だけではない狙いとは…

通知表「年2回配布」の狙いは現場の負担軽減だけではありません。

(松山市立余土小学校校長)
「1人1人の頑張りや成長をしっかり見ていく必要があるので丁寧にやっていかないといけない。評価の時間が長ければ長いほどより確かで細やかな評価ができると感じている。」

教員も変化を実感しています。

(松山市立余土小学校の教員)
「夏休みの間にゆっくり振り返る時間もたくさんとれたので2回に減ったがその分しっかり内容の濃いものにできた。」

結果として、児童と向き合う時間に余裕が生まれたと話します。

(松山市立余土小学校の教員)
「1学期はだいぶゆとりがあった。休み時間に子供たちと関わる時間がゆっくり取れたのそこもよかった。」

児童はどう感じているのでしょうか。

(松山市立余土小学校の児童)
「これまでと違って学期の途中に通知表が渡されることになったので、長期の休みを挟まずに学校のみんなと学習しながら、早く自分の改善点を直していくことができるようになった。」

(松山市立余土小学校の児童)
「今までは通知表が配られた後は夏休みとかだったので、友達に報告することができなかったけど、それができるようになってうれしい。」

一方、保護者らはどのように受け止めているのでしょうか。

(小学生の子を持つ保護者たち)
「通知表をそんなに気にしていない」

「学期学期で子どもがどういう風に学校生活を送ったかがわかりやすいので、半期よりかは学期ごとのほうがいい。」

「できたら毎学期つけてもらったほうが親族とかも楽しみにしている。」