timeleszの寺西拓人さんが出演する舞台『新 画狂人北斎』-2025-のゲネプロと取材会が17日(金)に行われ、主演の西岡德馬さん、共演の雛形あきこさん、廣瀬智紀さん、演出の宮本亞門さんらと共に登壇しました。

本作は、宮本亞門さん演出の人気『画狂人北斎』を完全リニューアルした新作。
主演で葛飾北斎を演じる西岡さんは‟よくできたゲネプロでした。転換がスムーズにいって、「こんなに上手くいっていいのかな?」って思うぐらい”と、手応えを感じつつ、‟芝居の方は、寺とばっちり噛んで、セッションができたとも思うので、ますます深まっていければ”と、ゲネプロを終えた感想を語りました。


作品が一新されたことについて、西岡さんは‟深いところで、「北斎は何を考えていたのか?」考えることが課題だった。やっぱりいい相手役(寺西拓人)が出来たので、〝好敵手〟という感じでセッションをやっていきたい”と、寺西さんを絶賛。


〝好敵手〟に認定された鳥居耀蔵役の寺西さんは‟しっかり出し切って今はすっかりお腹が空いております。”と笑顔を見せ、‟ここから12か所、31公演走り抜けられたら”と、意気込みを語りました。

今回、時代劇に本格初挑戦となる寺西さんは、初のまげ姿にも挑戦。‟最初に、このかつらをつけた時、不安で「これで合っているのか?」っていうのはありました。スタッフさんを見回すと僕と同じ顔をしていて、その時は合っていなかったんです。今は、かつらのサイズ感を若干変えて、かつらが合っていると思って、新鮮に楽しんでいます”と、裏話を明かし、にっこり。


また、時代劇に必要な所作について、寺西さんは‟着物1つの着方を含めて全部が初めてだった。徳馬さんに歩き方から何から教わって学びの日々でした”と、稽古を振り返りました。


稽古期間中に79歳の誕生日を迎えた西岡さんが、元気の秘訣を聞かれると、‟「まだ足りねぇ」です。お芝居に対して満足したことがない”と語ると、寺西さんは‟「まだ足りねぇ」って、ここまでの方が言うなら、こちらはもっと足りない。本当に尊敬する部分です”と、目を輝かせていました。


【担当:芸能情報ステーション】