鹿児島市の甲突川沿いで15日から恒例の「秋の木市」が始まりました。物価高で「実のなる植物」が人気です。
(記者)「きょうも夏のような暑さの鹿児島市ですが、カエデやモミジなどがゆっくり色づき始め、少しずつ秋の訪れを感じます」

会場の甲突川左岸緑地帯では13の店が並び、およそ1000種類1万本を超える植物を販売しています。物価高や野菜価格の高騰などで、今年は実のなる植物が人気だということです。

(鹿児島市木市振興会・藤田繁利 会長)「代表的なのはカキ。もう少ししたら色づいて食べられる。ブロッコリーは簡単に出来て人気」

ブロッコリーの苗は、1株70円。早ければ1~2か月で採れるようになり、来年春まで収穫が出来ます。
(種子島から)「モモ、クリ、カキ(の苗木を買った)。やっぱり自分で作ったものはおいしいかなと」
(鹿児島市から)「ミカン。果樹園がしたい」
育てる楽しみと、食べる楽しみの両方が味わえる秋の木市は、来月16日まで開かれています。