唯一の夢は「戦隊モノ」出演?! 『VIVANT』続編出演の野望も
――瀧川さんは、映像の世界や演じることが、すごくお好きなんですね。
はい、とても好きですね。もともとは、俳優として食べていけたらいいなと思ったのは、定年がなさそうだというのと、「新しい仕事をやり続けることができそうだ」と思ったからです。例えば、20歳の時と、40歳の時は、違う役が来るので、これが仕事として続いたらずっと楽しいかもな、とは漠然と思っていました。
――さまざまな活動をされてきて、今後の展望や目標などはありますか?
「やりたい役は何ですか?」と、よく俳優さんが聞かれていらっしゃると思うのですが、僕、ないんですよ(笑)。ただ、やっぱり現場は楽しいし、いろんな役を演じるのも、楽しい。映画やドラマの紹介ネタを作る時は一人で作っていて、すごく孤独なので。
それと、今は何よりも、“奥山葵”という、今回連続ドラマ初主演の俳優が、とても素敵なので、その初主演ドラマを汚すわけにはいかない、と思っています。ドラマが盛り上がったら、ぜひ映画化もして、このシリーズでもっと大きな事件に挑んでいくような、そんな夢も描いています。
――プライベートでの夢はありますか?
(しばらく考えて…)あ、あります! 戦隊モノに出たいですね。娘が今、保育園に行っていて、息子の時もそうだったのですが、保育園の送り迎えの時、僕が朝と夕方で同じスウェット姿で行くと、「瀧川さん家のお父さん、働いてる? サラリーマンではなさそうだぞ…」などと、皆さんおそらくすごい不信感があると思うんです。
そこで、僕が堂々と保育園に通うためには、戦隊モノに出るということですね。送り迎えでヒーローになれます。俳優業でやり残した唯一の夢は、それですね(笑)。
――他にも、出演したい作品などはありますか?
『VIVANT』の続編(TBS系、2026年放送予定)は、いまだにオファーをお待ちしています。伊與田(英徳)プロデューサーとジャイ(福澤克雄)さんに、「『下町ロケット』(TBS系ドラマ、2015年)の時の瀧川英次です。覚えていらっしゃいますか?赤ペン瀧川と同一人物です。お忘れじゃないですか?」とお伝えしたいですね。いつでも発進できる準備はできていますので。
――ぜひ、オファーが来るといいですね。
僕は「ネクストブレイク俳優」と言われ続けて、もう10何年たつので、ちょっとやそっとのことでは、浮かれないんです。結局、コツコツ続けていくしかない。ということで、まずは今作で、奥山さんを「ネクストブレイクガール」にみんなで押し上げて、原作の大崎梢先生には続編を書いていただこうと、こっそりと企んでいます(笑)。
――プレゼンターとして、『スクープのたまご』を紹介するとしたら?
まずは1話30分のドラマの中で、何が起こったのかの振り返りをして、次は何が起こるのかを、週刊誌っぽいゴシップ記事のタイトルみたいな感じにして締めると、面白いんじゃないかなあ…。
サザエさんの「カツオです!」というエンディングのように、僕が作ったネタを、誰か他の演者さんに「阿久津です!」とか「村井です!」と読ませていくのもいいですね。僕の作ったネタのスピードで日向子(奥山さん演)は読めるのかっていうと、それは怪しいですが(笑)。














