先月28日以降、奄美大島沖で中国の海洋調査船による無断の調査が続いていますが、13日に再び、船が日本のEEZ=排他的経済水域で活動をしているのが確認されました。活動が確認されたのは7回目です。

第十管区海上保安本部によりますと、13日午前7時前、奄美大島の西およそ380キロの日本のEEZ=排他的経済水域で、中国の海洋調査船「向陽紅22」がパイプのようなものを海中にのばしているのを、警戒中の巡視船が確認しました。

巡視船が中止を求めていますが、これまでのところ応答はないということです。

「向陽紅22」は、先月28日以降、EEZ内での活動が繰り返し確認されていて、今回で7回目です。

確認からおよそ12時間が経った13日午後6時半現在も、現場海域に留まっています。十管は巡視船による監視や中止要求を続けているということです。