11日朝、北海道北見市の中学校で、校舎の窓ガラス11枚が割られているのが見つかりました。この学校では1週間前にも同じ被害に遭っていて、警察は器物損壊事件として捜査しています。

被害に遭ったのは、北見市広郷の上常呂中学校です。11日午前8時すぎ、部活の指導のため出勤してきた教諭が職員室などのガラスが割られていることに気づき、警察に通報しました。

警察によりますと、割られた窓ガラスは職員室が9枚、体育館が1枚、通用口が1枚の合わせて11枚です。いずれも校舎の中から拳ほどの大きさの石が見つかっていることから、外から投げ入れられたとみられています。

また前日の10日午後6時ごろに学校の関係者が見回りをした際は、異常はなかったということです。

この学校では、1週間前の3日夜から4日朝にかけても、同じように校舎の窓ガラス2枚が割られる被害に遭っていました。

警察は、器物損壊事件として捜査しています。

・上常呂中学校 北村雅敏教頭
2週連続の被害ですので、この後生徒の不安にならないかどうか非常に心配しています。地域の皆さんに生徒を見守ってもらいながら、少しでも生徒が危険に巻き込まれないように対策をしていきたい思います。