今年のノーベル化学賞に、京都大学の理事・副学長の北川進さんら3人が選ばれました。
今年のノーベル化学賞に選ばれたのは、京都大学の理事・副学長の北川進さんと、オーストラリアのメルボルン大学のリチャード・ロブソン教授、アメリカのカリフォルニア大学バークレー校のオマー・ヤギー教授の3人です。
受賞理由は「金属有機構造体の開発」です。北川さんは、金属イオンと有機化合物などの分子で作られたジャングルジムのような構造で、非常に微細な穴を多数持つ「多孔性金属錯体」を開発しました。
「多孔性金属錯体」は無数の微細な穴に、気体などの物質を閉じ込めることができます。そして、その穴の大きさや形状を自由に設計することができるため、特定の物質だけを狙って取り込むことが可能です。
砂漠の空気から水を採取したり、有毒なガスを貯蔵したりするのに利用できるほか、水に含まれる健康への影響が懸念される有機フッ素化合物「PFAS」の除去や、二酸化炭素の回収など環境問題への応用も期待されていて、3人の研究は「人類が直面する大きな課題の解決に貢献する可能性がある」と評価されました。
日本の研究者がノーベル化学賞に選ばれるのは、2019年の吉野彰さんに続いて9人目です。
注目の記事
ギネス世界記録更新へ!最高齢 91歳の現役スキーヤー佐伯克美さんの挑戦 “大会中止” 乗り越え、子どもたちと駆け抜けた「KATSUMIカップ」

「パンスターズ彗星」が見ごろへ 夜明けの空に見える彗星 地球に最接近中【2026年】

【京都小6男児行方不明】“自宅付近の大規模捜索”は有力情報に基づく『検証的捜索』か…鑑識出動で「土など採取したのでは」今後の捜索態勢は?【元京都府警幹部が解説】

【前編】「テッペンとってこい!」が現実に 快挙を成し遂げた公務員ジャンパー、大会後の初出勤に密着!スキージャンプのワールドカップで優勝 同僚から祝福され久々の業務(山形)

【9月から】生活道路の法定速度30キロに引き下げへ60キロ走行で“一発免停”違反点数6点で30日間<春の交通安全運動>

「おもちゃのピアノ」が繋いだ兄妹の絆。統合失調症の兄と心を通わせた“不完全な音色”









