山形県内でもキノコ採りのシーズンがはじまりました。こうした中、注意したいのが毒キノコによる食中毒です。

間違いやすい毒キノコの見分け方について専門家に聞きました。

ヒラタケの中に潜む「毒キノコ」。みなさんわかりましたか?

ヒラタケと同じように生えているこちらが毒キノコ「ツキヨタケ」です。生え方も見た目も似ているため、注意が必要です。

県食品安全衛生課 佐藤敬子 食品衛生企画専門員「令和5年においては2件の毒キノコによる食中毒が発生している」

県食品安全衛生課の佐藤専門員です。

県内では過去10年で毒キノコの食中毒になった人は60人確認されています。去年は確認されず、今年もいまのところ確認されていませんが注意が必要です。

毒キノコによる食中毒で特に注意が必要なのが「ツキヨタケ」によるものです。県内で確認された毒キノコによる食中毒ではおよそ7割が「ツキヨタケ」によるもので、被害が突出しています。

県食品安全衛生課 佐藤敬子 食品衛生企画専門員「(Q.ツキヨタケに似ているキノコは?)よく言われているのがムキタケ・ヒラタケ・シイタケなどといわれている」