■着実に広がる活動の輪
今、西川さんがはじめた活動の輪は着実に広がっています。
蔵王一小の養護教諭・横山良子さんは、アニマルセラピストを目指して西川さんのもとで研修に励んでいます。

アニマルセラピスト研修者 横山良子さん「相談活動とかそういうところにイヌがいると言葉を引き出しやすくなるのでボランティアではなく仕事としてイヌが働ける場ができればなと思っている」

西川さんと横山さんの最終目標は、県内の学校にセラピードッグを取り入れることです。
文部科学省によりますと、全国の小中学校で不登校となっている児童・生徒は令和5年度の調査で34万人を超えていて、その数は11年連続で増加しています。

セラピードッグたちの可能性が悩みを抱える子どもたちの助けになるかもしれません。