■愛犬の存在がセラピストの道へ

1日のほとんどの時間をセラピードックのお世話に費やしています。西川さんがこの大変な仕事を選んだ理由は昔飼っていた愛犬の存在にありました。

実は西川さん、セラピストになる前は飲食店を営んでいて毎晩遅くまで働いていました。


 
アニマルセラピスト 西川千春 さん「疲れた~と思って部屋に帰ると何時になっても目をキラキラさせて尻尾を振って待ってる。その時間が物凄く私にとってリフレッシュというか。その子が亡くなったのが後押しでこの活動を始めた」

西川さんは自分を支えてくれた愛犬に少しでも恩返しがしたいという想いで関東で行われる研修に通い、12年前に資格を取得しました。

それ以来、子育てをしながら県内でアニマルセラピストの先駆者として活動を続けいます。

その中で感じたことが、教育現場に動物の力を取り入れることです。

アニマルセラピスト 西川千春 さん「動物との触れ合いは障がいの有無にかかわらずすごく必要なことだと考えている。動物から学ぶことってたくさんあると思う。子どもたちに対しての動物の触れ合いを山形でも広めたい」

その第一歩となったのが西川さんの母校・蔵王一小での特別授業でした!