「土偶」と聞いて頭に思い浮かぶのは、丸くて大きな目の周辺が特徴的な「遮光器土偶」ではないでしょうか。特別展「世界遺産 縄文」では、東北地方で出土した実物5点を含む貴重な遮光器土偶が京都に集結。その不思議な魅力について、特別展を企画した東北歴史博物館の山田凜太郎学芸員に疑問をぶつけました。
(東北史博物館 山田凜太郎学芸員)これらの土偶は、約1万年ある縄文時代の終わりの時期の、東北地方から出土する土偶で、特徴は大きな目です。北方民族がつけている「遮光器」という眼鏡に似てるから「遮光器土偶」と名付けられました。中は空洞になっています。土偶の中でも数が少ないです。














