29日朝は雷で目が覚めたという人もいるのではないでしょうか?
薩摩地方では29日、1時間に50ミリの大雨となったところもありました。一方で、奄美大島は晴れて気温が上がり、真夏のような光景が見られました。

29日午前5時すぎの枕崎市の様子です。辺りが一瞬明るくなり、雷鳴が聞こえます。
29日朝は薩摩地方を中心に雨や雷雨となり、いちき串木野市では1時間に50ミリの非常に激しい雨を観測しました。

一方、奄美大島では、29日は青空が広がりました。奄美市笠利町では最高気温33.1度の真夏日となり、海岸では海のレジャーを楽しむ人の姿が見られました。
(大阪から)「(海から)上がったときは10秒ぐらい寒いが、日差しが強いので余裕」

砂浜に目を向けると、薄紫色のかわいらしい花が潮風に揺れていました。

温暖な地域に咲くグンバイヒルガオです。相撲の行司が持つ軍配に葉の形が似ていることから、この名がついたといわれています。
奄美大島のグンバイヒルガオは、しばらくの間、楽しめそうです。
県内はあす30日も晴れやくもりの予報で、奄美地方では30日夕方まで急な強い雨や落雷に注意が必要です。