■被害額は5億円超
県警察本部によりますと、県内の特殊詐欺の被害額は先月(8月)末時点で、5億5000万円を超えていて、前の年の同じ時期と比べると2億円近く増えているということです。
県内では今年3月、企業が銀行を装った自動音声電話をきっかけに、ネットバンキングのIDやパスワードをだまし取られ、1億円を超える被害を受けています。
県警察本部 生活安全部 生活安全企画課 梅津敦 生活安全調査官「この2万6000の事業所からさらにその家族へと(詐欺の)手口などが広がっていけば山形県の防犯力がさらに高まってくるのではないかと、そこに期待をしています」

今後、3者で活動内容について具体的な調整を行い、詐欺被害防止に向け取り組みを行っていくということです。
