◆自作の制服で臨む入学式
2日前に完成したばかりの制服に身を包み、初めての登校です。校門では友達や保護者が声をかけてきました。
「え!?すごいじ!」「かわいい…」「うわぁ、すっご!」
みんなとはちょっと違う手作りの制服で臨む入学式。遜色ない出来栄えです。

担任
「感動しました。私裁縫ができないので。すごいなと思って。」
校長
「校長先生初めてみました。すっごい上手ですね。」
佐々木奏さん
「ありがとうございます。」
先生も友人も受け入れてくれた手作りの制服。自分にとっての「あったらいいな」が実現できたようです。

佐々木奏さん
「やっぱり嬉しいです。頑張ったので。」
これまで生活の拠り所になり続けてきたミシン。次はどんな斬新な作品が生まれるのか。
「誰かに喜んでもらいたい」
そんな思いを胸に、奏さんの活動は続きます。
(第2弾:ミシンが得意でも…「追い詰められていたのは娘だった」“字が書けない”女子中学生・SOU流「苦手」との向き合い方)