「ピッチ」に「着うた」辞典から消えた言葉たち…
日比キャスター:
2025年から世論調査の調査項目に「SNSの影響」が新たに加わりました。SNSの普及で「略語」や「新しい言葉」が増えているという傾向が見えてきました。

街で聞いた言葉で、多くの若者が使っている「シャバい」は「冴えない」「ダサい」という意味で、方言としても福岡や大分の辺りで使われている言葉だということです。
続いて、「こりこり」という言葉は、単体で「こり」のみでも使用されるそうですが、欲しいものがみつかった時などに「これこれ!」という意味で使われるそうです。
傾向としては、身内の中でふざけて使っていた言葉が、SNSなどで様々な方面に拡散されていき、新しい言葉として使われ始めたようです。
また、辞典から消えた言葉を集めた「三省堂国語辞典から消えたことば辞典」というものもあります。

▼移動電話
▼携番
▼PHS
▼赤外線通信
▼iモード
▼着うた
▼タブレットPC
例えば上記の7つの言葉のうち、「PHS」以外は全て三省堂国語辞典から消えているそうです。PHSはサービスが終了してまだ時間が経っていないため残っているものの、略称である「ピッチ」は消えているということです。
言葉というものは、時の流れとともに変わっていきます。やはり辞書を引いてみて、いろいろと気づきを得ることはすごく楽しいなと改めて思いました。皆さんも使っている言葉、使わなくなった言葉をぜひチェックしてみてください。