県議会9月定例会はきょう代表質問が行われ、コメの増産や出没が相次ぐクマ対策について質問が出されました。

きょうの県議会では、政府が出したコメの増産方針を受けて県がどう対応していくかを問う声があがりました。

県によりますと、今年度産の主食用米の作付面積は5万7千ヘクタールと県が掲げた生産目安を2800ヘクタール上回る見込みですが、農水省からは需要見通しに誤りがあったことが示され、さらに増産する方針が示されました。

しかし県は、過度な増産は価格の維持に影響があるため、政府に対しより精度の高い受給見通しを示すよう求めたほか、県としても生産者や流通業者の声を聞き慎重に対応していくとしました。