北アルプス北穂高岳で24日朝、滑落して死亡したのは愛知県の65歳男性と身元が判明しました。
死亡したのは、愛知県稲沢市に住む65歳の会社役員の男性です。
調べによりますと、24日午前6時半ごろ、北アルプスの北穂高岳で「男性が滑落した」と目撃した登山者から通報がありました。
県山岳遭難防止常駐隊が現場に向かったところ、標高およそ2730メートルの登山道近くで、男性を発見しました。
男性は県警のヘリコプターで救助されましたが、搬送先の松本市内の病院で、死亡が確認されました。
警察の調べによりますと、男性は1人で22日上高地から入山し、24日に涸沢を経由して上高地に下山する予定だったとみられています。
警察では、下山中に滑落した可能性があるとみて調べています。