自民党総裁選が22日に告示され5人が立候補しました。衆参両院で与党が過半割れとなる中、誰が新総裁となり今後、どのように政権を運営していくかに注目が集まります。
自民党総裁選に立候補したのは届け出順に元経済安全保障担当大臣の小林鷹之氏、前幹事長の茂木敏充氏、官房長官の林芳正氏、前経済安全保障担当大臣の高市早苗氏、農林水産大臣の小泉進次郎氏の5人で、2024年に行われた前回の総裁選でも戦った顔ぶれです。

フルスペック型の総裁選は国会議員票・295票と党員・党友票・295票の590票で争われます。高知県連は先週、県内の党員・党友6908人に投票用紙を発送。開票日に集計した結果を党本部に報告することになっています。

総裁選をめぐっては、参院選後、県連の役員6人が石破総裁の早期退陣を求める文書を発表するなど、全国で「総裁選の前倒し」を求める動きが加速しましたが、前倒しを決める直前に、石破総裁が辞意を表明していました。自民党総裁選は10月4日に投開票です。
自民党総裁選の告示日を迎え、街の人は。

(40代)
「子どものけんかみたいで自分の子どもたちが見て憧れる政治家じゃないなと。そういう今の状況を踏まえて誰かが意思を持って立ってほしい」
(30代)
「子どもも生まれたので子育てに力を入れてくれる人がいいなと思う」
(80代)
「党のことしか考えていない気がするから変わらないと思う、どうしようもない。本当に思う人がちゃんと立て直さないとしょうがない」
(80代)
「周りの人が協力する体制ができていたら、自民党ももう少し優しい自民党と思えるんだけど、いきなり(石破総裁を)降ろすことに一生懸命になっている。また誰かが出てきて誰かがそんな風に言われるんだとしたら、本当に政治は国民のことをどこで考えるんだろうと思う」
(40代)
「一致団結して国民のためにしっかりと政策を、物価高なので政策を進めてもらいたい」